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コスト上昇により任天堂がゲーム開発サイクルを短縮へ

任天堂は、Switch 2時代への移行に伴い、ゲーム制作における増大するリスクを軽減する戦略として、特定のゲームプロジェクトの開発スケジュールを合理化すると発表した。古川俊太郎社長によれば、大規模プロジェクトや高精細ゲームによる開発予算の膨張と、消費者向け製品コストの上昇が相まって、ゲームビジネスに内在するリスクが増幅しているという。これに対処するため、任天堂は特定のソフトウェアを短期間で開発する
By Logan
Feb 10,2026

任天堂は、Switch 2時代への移行に伴い、ゲーム制作における増大するリスクを軽減する戦略として、特定のゲームプロジェクトの開発スケジュールを合理化すると発表した。

古川俊太郎社長によれば、大規模プロジェクトや高精細ゲームによる開発予算の膨張と、消費者向け製品コストの上昇が相まって、ゲームビジネスに内在するリスクが増幅しているという。

これに対処するため、任天堂は特定のソフトウェアを短期間で開発する可能性を模索していると古川社長は述べた。

投資家向け質疑応答(近日翻訳)で古川社長は、リソース集約型プロジェクトが開発費を押し上げていると認めた。小売価格の引き上げでコストを相殺できる一方、購入可能なプレイヤー層が縮小する可能性にも言及した。

古川氏は「現代のゲーム開発は規模と期間の両面で拡大し、コストが大幅に増加している。ゲーム業界は常に大きなリスクを伴っており、開発費の上昇がそのリスクを増幅させていることを認識している」と説明した。

Nintendo Switch 2は、同社初の80ドル(約8,800円)ゲーム『マリオカート ワールド』と同時に発売された。これは前世代機において『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』などの主要タイトルを70ドル(約7,700円)で価格設定した任天堂の方針を踏襲するものだ。

任天堂は以前、『マリオカート ワールド』の価格設定について、その価値が価格に見合うものであり、今後の全タイトルの新たな基準となるものではないと説明し、価格設定を擁護していた。同社は、10ドルのミニゲーム集『Nintendo Switch 2 ウェルカムツアー』や、今後発売予定の70ドルタイトル『ドンキーコング バナンザ』に見られるように、変動価格設定への取り組みを強調した。

古川氏はまた、開発予算を管理可能な範囲に抑えつつ、ゲームを手頃な価格で提供しながら、ファンが期待するユニークなゲームプレイ体験を届けるための任天堂の継続的な取り組みを強調した。

さらに「開発チームの規模やプロジェクト期間が拡大する中でも、創造的な理念を堅持するため様々な手法を模索している。開発効率を高めるツールやプロセスへの戦略的投資が不可欠だ」と述べた。

検討中のアプローチの一つは、プロジェクト規模を縮小して開発サイクルを短縮し、より経済的に魅力的なゲームを生産できるようにすることだ。

「開発期間を短縮してもプレイヤーに新鮮さを感じさせるゲームの制作は実現可能だと確信している」と古川氏は結論づけた。「これは開発コストとソフト価格の上昇という課題への潜在的な解決策であり、全社的に積極的に検討を進めている」

任天堂は価格設定に関して批判に直面している。例えば『Wii Sports』のように無料で同梱せず、Nintendo Switch 2ウェルカムエディションを10ドルで販売したことだ。また『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『王国の涙』の両方に10ドルのアップグレード料金を適用し、『スーパーマリオパーティ ジャンボリー』所有者には追加モード付きSwitch 2版へのアクセスに20ドルの支払いが必要となる。

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