IGNが独占入手した情報によると、ユニバーサル・スタジオ「ハロウィーン・ホラー・ナイツ」では今年、アマゾン・プライムの『Fallout』シリーズと、ジム・ヘンソン・クリーチャー・ショップのアニマトロニクスを採用した『FIVE NIGHTS AT FREDDY'S』映画をテーマにした2つの大型ホーンテッドハウス・アトラクションが登場する。
『Fallout』ホーンテッドハウスは8月29日にオーランド、9月4日にハリウッドでオープンし、ドラマ第1シーズンの名場面を再現。来場者はヴォールト33から主人公ルーシー・マクリーンの旅路を追体験し、暗黒の秘密を暴き、虐殺から脱出した後、危険な荒地「ウエストランド」へと踏み出す。
途中では凶悪なスカベンジャーやレイダーとの遭遇、変異したRADゴキブリの襲撃が待ち受ける。スーパー・デューパー・マートをはじめとする劇中ロケ地が再現され、グラールやマキシマスのT-60パワーアーマー姿も登場する。
ユニバーサルのクリエイティブ責任者ジョン・マーディ(ハリウッド)とマシュー・フラッド(オーランド)はIGNに対し、『Fallout』特有のレトロフューチャー美学の再現について語った。「核戦争後の廃墟という設定は、ホラー・ナイツ史上まったく新しい挑戦」とマーディは説明。制作陣と緊密に連携し、作品の世界観を忠実に再現した。
特筆すべきは、各パークで異なる体験ができる点。ハリウッドでは完全可動のヤオグァイ(熊型クリーチャー)と機能するT-60アニマトロニクスが登場し、オーランドでは複数のパワーアーマーが激闘を繰り広げるシーンが展開される。
両アトラクションには操作可能なピップボーイをはじめ、作中ファンなら見逃せない数々の隠し要素が散りばめられている。「カジュアルな来場者は気付かないかもしれないが、シリーズファンにはたまらない仕掛けだ」とフラッド。マーディが作成した100ページに及ぶ企画書には、全てのストーリー展開と技術要素が細かく記載されているという。
『FIVE NIGHTS AT FREDDY'S』のホーンテッドハウスも同様に圧倒的な再現度を誇る。「文字通り映画の世界に飛び込んだような感覚になる」とマーディは明かし、劇中クリーチャーを手掛けた伝説の工房によるアニマトロニクスが採用されている。
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