ASUSのXboxハンドヘルド機がネットに流出

ASUSのXboxブランド携帯端末、コードネーム「Project Kennan」を写した画像がオンラインに流出した模様だ。

91mobilesが最初に報じ、Eurogamerによって発見された情報によると、インドネシアの認証文書から流出したASUS ROG Ally 2のデバイスには、白と黒の2つのカラーバリエーションが存在していたが、この情報はその後、米国FCCデータベースから削除された。

両モデルとも、特徴的なXboxスタイルのフェイスボタン（PlayStationやNintendoの配列ではなく、Y、B、A、X）を備えており、特に黒い機種はサムスティックの左側に専用のXboxボタンが配置されている点が特筆される。現在の技術仕様については断片的な情報しかなく、カラーバリエーション間の性能差は不明瞭なままである。

Windows CentralのJez Cordenは、マイクロソフトが自社のレッドモンド本社で積極的にプロトタイプのテストを実施しており、5月20日にお披露目される可能性があることを示唆している。

Xboxの「Project Kennan」の写真が流出したようだ。 https://t.co/fQiMISNMJZ

— Jez (@JezCorden) 2025年5月7日

この流出は、ASUS ROGが最近X/Twitterで公開した、Xboxコントローラーと携帯端末の両方をちらりと見せるティーザーに続くもので、その後Xboxの公式アカウントが遊び心のある期待感を込めてこれを認めた。

この展開は、IGNが以前報じた、2027年発売を目指す次期Xbox計画や、2025年末を目標としたXboxブランド携帯端末の可能性を含む、マイクロソフトのハードウェアロードマップに関する報道と符合する。

Xbox Games Series ティアリスト

Project Kennanがサードパーティとの協業を象徴する一方で、マイクロソフトは2027年に次世代Xboxハードウェアと並行して自社製ゲーミング携帯機の計画を立てていると報じられている。ゲーム部門責任者のフィル・スペンサーは最近、マイクロソフトのファーストパーティ製携帯機の発売までにはなお数年を要することを確認した。

同時に、Xbox Series Xの後継機の生産が開始されたと報じられており、2027年の発売が予定されている。これは、Xboxプレジデントのサラ・ボンドが、コンソールの世代交代における「史上最大の技術的飛躍」を実現すると述べた声明と一致している。